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こんにちは福岡天神リボン歯科・歯科医師の古賀です。
突然ですが「8020運動」って聞いたことありますか?
1989年(平成元年)より当時の厚生省と日本歯科医師会が推進している啓発活動です。
「80歳までに20本以上の自分歯を残そう」というスローガンのようなものです。2016年の調査によると、達成率は約80%と言われています
が、これはあくまで咬み合わせや歯並び、骨格に問題のない正常な咬み合わせの人に限った結果でした。
実は骨格や歯並びに何らかの問題がある人はその達成率が著しく低いことが昔から知られています
歯並びは悪習癖や骨格、歯の生え変わりの障害など遺伝以外の素因でも影響を受けます。
歯列矯正はおよそ8歳頃(個人差で約2年程前後します)からその準備をし、
永久歯の生え替わりと身長の成長の終了を見計らって始める事が推奨されてます。
これは早くに歯に掛かる有害な負担を取り除くことで歯の寿命を末永く健康に保つためでもあります。
歯並びは見た目だけの問題ではない・・・という訳ですね。
基本的に一般保険診療では歯並びや骨格からくる咬み合わせの問題にはあまりアプローチできません。
ですからそれに関しては現状維持で治療を進めるほかありません。
それが良いか悪いかはより詳しく調べてみなければ本来分からなかったりします。
矯正をする方やインプラントをする方はお口の中の精密検査(自費)をし、その診断結果をもとに治療計画を立てますが、
一般保険診療をされている方でもこの精密検査を受けご自身にあった治療法を知る事も出来ます。
当院では「基本検査」として骨格を含めたお口の中の精密検査を行っております。これを機に一度詳しく調べてみませんか?
ご来院を心よりお待ちしております。