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専門的矯正歯科の考え方についてご説明してきましたが、しばらく中断しており申し訳ありませんでした。今回より引き続き専門的な矯正治療について解説致します。本院が考える専門的な矯正治療は、患者様の立場にたち、患者様の希望を叶える矯正治療です。また、患者様が気が付かれていない問題を発見し、上下の歯の接触状態を精密に機能的な状態に改善します。そうすることによって、歯に加わる力を適正な状態になり、歯の寿命を長くすることが可能になります。人生１００年時代です。従来より８０２０運動と言って、８０歳で健康な歯を２０本残していこうという運動が行われてきました。愛知県歯科医師会は全国に先駆けてこの運動を行ってきました。その結果、昔よりも歯が残っている高齢者が増えてきました。しかし、近年歯の残存本数の平均に鈍化傾向が認められています。歯を残すためには、①毎日歯をしっかり磨く事、②定期的に歯科医院を受診してむし歯のチェックを受ける事③定期的に歯周病の管理を歯科医院で行う事の３点が大切であるといわれてきました。しかし、この３点だけでは限界があることを意味しているのではないかと考えられます。本院は専門的矯正治療を通じて、審美的に美しくすることのみならず、歯の寿命を長くすることへも挑戦していきます。