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こんにちは。羽生リボン歯科・矯正歯科 歯科医師の森です。
実は先日、お台場にある日本科学未来館で開催中の
「マンモス展」
に行って参りました。
ロシアの永久凍土から発掘された世界初公開も含む
貴重なマンモスの冷凍標本が展示されており、
大興奮の一日でした!
本物のマンモスの体毛を触ることもできましたよ!
マンモスの標本から大変貴重な液体の血液(!)の採取に成功したとのことで、
なんとかDNAを抽出し、マンモスを復活させる取り組みが行われていました。
日本でも近畿大学を中心としたチームで冷凍マンモスの細胞核を使った実験が日々進行中とのことですが、
その研究の進み具合には目を見張るばかりです。
もしかすると、近い将来、マンモスを蘇らせることも夢ではないかもしれません。
しかし、ふと立ち止まって考えてみると、
「絶滅した生き物を蘇らせても、本当によいのだろうか?」
という生命倫理上の疑問が浮き上がってきます。
非常に深いテーマを扱っている展示だと感じました。
11月の頭まで開催されているので、まだの方は是非見学をしてみてください。
ところで、マンモスや象の牙って、とてつもなく長いと思いませんか?
あれは人間でいうところの前歯に当たり、一生伸び続けるようです。
(構造も少し違っていて、象牙質の外側にセメント質が全周コーティングされています。
エナメル質は先端に少しある程度で、摩耗して無くなってしまうらしいです)
人間の永久歯は一生伸び続けることはありませんし、
一度無くなってしまったら、代わりの歯が生えてくるわけでもありません。
大切な歯が無くなる前に、毎日のチェックとケアが必要です。
是非、身近な歯科医院を利用して、定期的な検診から
歯を守る意識を持っていきましょう。