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みなさんこんにちは。羽生リボン歯科・矯正歯科所属の歯科医師 田子至伸です
最近、ゾンビものの映画やドラマが流行っていますね。日曜の夜ですとか、韓国映画ですとか。
専門家(?)によると、今のゾンビブームは第三次ゾンビブームと呼ばれているそうです。
第一次が1978年に製作された「ゾンビ」から始まり、第二次が2002年「バイオハザード」で再びブレイクして、現在が第三次ゾンビブームとなっているようです。
僕も昔からゲームや映画でのゾンビものは大好きで、楽しませてもらっていました。
大体のゾンビものの設定として、「ゾンビに噛まれるとゾンビになる」というものがあります。
これは、ゾンビの口の中の唾液や血液に含まれている「人をゾンビにしてしまうウイルス」が傷口から血中に入ることで感染する、
ということですが、ここで一つ疑問が浮かびます。
ウイルスが血液に入って感染するのであれば、当然ゾンビの血中にもウイルスは含まれているわけで、その血液が人の体に入ってしまったら当然感染してしまいます。
ウイルスは粘膜からも感染してしまうので、口や目に入ったり、さらには傷口に入ったりしてしまうと完全にアウトなのですが、
映画やゲームの主人公たちは薄着でマスクもゴーグルも着けずに返り血を浴びながらゾンビをやっつけていきます。
まあ、あくまでフィクションなのでそんな細かいことを言っても仕方ないのですが、演出の為とはいえそのあたりがいつも気になってしまいます。
最近観たゾンビものの中で一番怖かったのは、漫画が原作の「アイアムアヒーロー」という映画です。演出もゾンビも非常に怖くて、一人でブルブル震えながら観ました。
是非、みなさんもブルブルしながら観てくださいね。
さて、感染と言えば虫歯や歯周病も親や親しい人からの感染で起こると分かってきています。
2~3歳の歯が生え始めの時期は「感染の窓」とも呼ばれ、お口の中の細菌叢が出来上がる大事な時期です。
昔は、親が噛み噛みした食べ物を赤ちゃんにあげたり、スプーン等を赤ちゃんと一緒のものを使ったりと、色々ハイリスクな習慣がありましたが、
最近は周知されてきましたのでだいぶ対策がされるようになってきています。
食べ物以外にも、くしゃみやキスなど、唾液が赤ちゃんの口に入ってしまうと親の虫歯菌や歯周病菌が感染してしまいますので、唾液が入らないように気をつけましょう。