STAFF BLOG
みなさま、こんにちは。羽生リボン歯科所属の森です。
何やら怪しげなタイトルが表示されておりますが......ええ、怪しさ満点でございます。
誤ってクリックをしてしまった、そこのあなた様。ようこそ、怪しさ満点の世界へ...。
.........とまあ、冗談はさておき、最近、ヴィーガン料理にハマっており、もう一か月ほど続けています。
毎年寒い時期はなぜか痩せてしまうのですが、ヴィーガン生活でさらに5キロほど体重が落ち、ガリガリになってしまいました。
ただ、体調は良く、頭もスッキリしているので、健康に対する効果はあるのかもしれません。
↑写真のお肉はすべて大豆ミートです。チャーハン、パスタ、麻婆豆腐など濃い味付けのものなら何でも合います。
↑最近は豆腐でできた「そうめん」もあるみたいですね!!
なぜ私がヴィーガン(完全菜食)を試しているかというと、
ありきたりですが、とあるYouTube動画やドキュメンタリー映画をみたことがきっかけでした。
決して「約束のネバーランド」というマンガをイッキ見したことだけが理由ではなく、
・今、ヴィーガンが世界的なトレンドである(アカデミー賞、ゴールデングローブ賞でヴィーガン料理が提供された)
・世界中の有名人が実践(興味があればググってみてください)
・培養肉、代替肉業界への投資家の参入(ビヨンドミート、ベジミート)
・健康問題(WHO国際ガン研究機関が発がん性の高いグループに加工肉と畜肉を挙げている)
・環境問題(畜産業の温室効果ガス排出量は自動車よりも多く、畜産業のために森林が多く伐採されている)
・工業畜産による倫理的問題(効率化された畜産システムの悲惨な映像を一度見ると、動物愛護精神が芽生え、
残酷な仕組みに加担したくないという気持ちになります)
※このサイトによると、一人がヴィーガン生活を一か月送るだけで、30もの畜産動物を救える、とのことです。
・畜産ビジネス先進国による途上国への搾取(穀物などの不等な分配)
・菜食が日本人の体にフィットしている可能性(そもそも日本人は明治維新まで畜肉は食べていなかった。腸が長く、平たい歯は草食動物の特徴)
という理由もありますが、一番は自分の食生活の見直しですね。
習慣や惰性で何となく毎日食べるのはやめようと思い、もっと「食」に対して知ってみたいと思ったからです。
もちろん、ヴィーガンがすべて良いとは思っていませんし、それを押し付けるつもりもありません。
化粧品や医薬品の類はほぼすべて動物実験を経てますし、家族や人付き合いはどうするんだという問題もあります。
なかには極端な食事で健康を害してしまう人もいます。
私はというと、いまだにお肉が大好きで、お寿司やハチミツが食べられなくなるのはツラ過ぎる......。
......ということで完璧は目指さず、ほどよい感じでバランスをとっています。
ソフトヴィーガン、ニアヴィーガンです。(一般的にはフレキシタリアンといいます)
主義主張、思想は人それぞれで、様々な立場の人がいますので、
肉食文化を過度に否定したり批判するのは少し違うのかななんて思います。
みなさまにとって、本来、命をいただくとはどういうことなのか、改めて考えるいい機会になると幸いです。
※ちなみにヴィーガン食でも糖分が含まれていれば残念ながら虫歯になります。お気をつけて!