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こんにちは福岡天神リボン歯科・矯正歯科の歯科医師の門柳です
タイトルの通り、今日は親知らずについてです!
歯科関係者以外の友人によく聞かれます。親知らずなんで抜かないかんと?笑
親知らずは生まれつき欠損しやすい歯で、もともと4本全部そろっていない方も多く、1本もない方もいます。
私は運悪く4本全部ありましたが(笑)
親知らずまでキチンんと噛み合わせに参加していたり、親知らずを1つ手前の歯の代わりに使う等の特殊な事例を除いて邪魔者なのが親知らずなのです、、、
特に矯正治療において親知らずが前の歯たちを前方に押してガタガタになる原因になったり、ガタガタを治すためのスペース作りで奥歯をどんどん後ろに送ることがあるのですが、その際にも邪魔になるので、矯正治療前に抜歯をしていただくことが多いです。
親知らずは生えている方、少しだけ歯ぐきから見える方、完全に埋まっている方、横を向いている方、本当に十人十色なのです
特に下あごの場合は、神経の走行に近いことや上あごと違い骨がしっかりしているため抜歯が難航したり、術後のダウンタイムが長くかかることが多いです。
私の場合、口腔外科の先生がレントゲンを見て思わず笑ってしまうくらい神経の走行に近く、インビザラインでの矯正治療を機に抜歯したのですが4日くらい人に会えないくらい腫れました
ハムスターと友人に呼ばれていました笑
今はSNSなどに経過を載せている方も多いので、どんな感じになるかは是非検索してみると良いと思います。
私も歯科医師ながら、YouTubeで予習して抜歯しに口腔外科に向かいました
芦田愛菜ちゃんのモノマネでおなじみのやしろ優さんのYouTubeがわかりやすくておすすめです!
こういう風にダウンタイムが大変だったことを書くとマイナスな感じに伝わってしまいますが、親知らずはいつ爆発するかわからない爆弾を持っているようなものだと表現されることがあります。
爆弾爆発=抜かずに放置して痛くなると、とんでもなく痛いらしいです!!状況次第ですが、痛いときは麻酔が効きにくいため抜歯がすぐにできないので症状が治まるまで痛み止めを飲んでいただくことになります。
痛みが出たときに大事な予定が入っていたり、症状改善後に抜歯となっても人前に出る機会があったり、、、
いつ爆発するかわからないものを持ち続けるよりも、腫れることへの多少の覚悟は必要ですが、余裕をもって計画的に抜歯をすることをお勧めします!
今はマスクを四六時中していたり、リモートワークになっている方はチャンスなのではないでしょうか!
当院では、土日も診療を行っておりますので、比較的通院しやすいかと思います。
皆様にとってベストな治療計画を一緒に考えますので、親知らずだけでなく、些細な口腔内のお悩みの相談にも是非いらしてください
ではまた!